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脱サラしてまで芸大に入ったわけ 【5】「退職」を整理する

【4】でお話しした通り、戦略を固め、2つの学部を受験しました。
 
1校目は意思を伝えることができ合格をいただけたものの、2校目は1次試験で不合格。確かに分野が少しずれていたので仕方がないことだったのだと思いますし、1次の書類の時点での不合格、というのはおそらくその「分野へのフィットしなさ」という部分だったのだろうなと納得しております。(映像専門のところだった。)
 
合格をいただけたら、最後に一番頑張らねばならないイベントが待っています。退職です。
 

脱サラ芸大生 今週の週報 20170521

 
お疲れ様です、おかもとです。
今週の週報をお送りいたします。
 

「リアリティ」という概念

リアリティ、という概念が最近あるなあと思っています。自分の中で、ですが。

うまく言えないのですが、「自分の見えている世界をより深く感じること・より深く感じさせる力」のことをなんとなく総称しています。

 

一番最初に「現実って僕が思っているよりも濃かったんだ」と気づいたのは、いつかのエントリで書きましたが初めて大学で美術史の授業を受けた時です。僕が「うまい絵だなあ」という風な感想しか抱かなかったようなものが、実は宗教のメタファーが隠されていること、その頃特有の構図を使われていること、など、文脈やルールを知り考察しなければ読み取れない意味の層がものすごく重なっているものだったんです。このことにものすごく感動して。「僕たちはこの目の前の現実を100%受け取れていなかったんだ」と強く感じたのを覚えています。

 

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脱サラ芸大生 今週の週報 20170514

 

お疲れ様です、おかもとです。
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脱サラしてまで芸大に入ったわけ 【4】 入試にあたっての戦略

 
そういうわけで美大受験を決めました。
とはいえ、絵が描けるわけでもなく、「絵画」「塑像」「映像」などいわゆる芸術フォームにはいる作品実績も特に持っていなかった状態。
たとえば今から絵を書いたり何か作品を作る手段を習得したとして勝てる勝負になるわけがありません。今持っている武器は何で、どのように戦っていけば良いのか、を真剣に考える必要がありました。
今日は入試に臨むにあたって事前に組んでおいた戦略を思い出してみます。
 

脱サラ芸大生 今週の週報 20170507

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脱サラしてまで芸大に入ったわけ 【3】 「芸大」という選択肢

前回はアートという世界を選んだ理由を考えてみました。

ですが、アートや芸術の周辺で働くと言っても選択肢はたくさんあります。

 

・大学で学芸員資格を取って学芸員、キュレータになる

・芸術祭やイベントを企画している会社に入る

・アーティストをサポート、インキュベートするNPOや財団に入る

芸術大学を出てアーティスト、教員職になる

 

他にも、主に美術館からの仕事を受けるデザイン事務所に入ったり、展示の施工を行う会社、というのもあったりしました。美術系の本を専門に作っている出版社もあったり、まだまだ無数にあると思います。

僕の中では、イベントや作家を企画する、つまりアート周りの人の動きをデザインする「プロデューサ、ディレクタ」と実際に作品を制作する「アーティスト(大学教員含)」という2方向で迷っていて、自分の仕事をしてきた経験が活かせそうなのはプロデューサやディレクタの方だなと思って、そちらに傾いて転職活動をやんわりと始めていました。

 

芸術大学に入学する、という選択肢は最初は全く自分の中で優勢ではありませんでした。

 

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