みなとメディアミュージアムに出展しております

お世話になります。岡本です。

大人気なくめちゃくちゃ授業をとりまくっていたため学期末の制作の量が凄まじいことになっていた+京都公演の準備+以下の展示の準備で7月後半からとんでも忙しくなってしまい、週に2日ほどしか自宅に帰らないような生活が続いたため更新できずにいました・・・。本当に申し訳ありません・・・。

 

一番忙しかったのはこちらの準備です。

 

MMM | みなとメディアミュージアム

 

 

 

8/12から、茨城県那珂湊で行われるアートイベント、みなとメディアミュージアムの公募に通り、展示をさせていていただけることになりました。

プロフィールだけをみたら「大丈夫かこいつ」となるような、制作歴なし展示歴なしの僕にチャンスをいただけて大変にありがたいです。

スタッフの方に「作家さん」と呼ばれ「こうして僕のことを「作家」と認識してくれる人を増やす、という戦いをやっていかなければいけないんだな、その1歩目なんだな」というのを身に沁みて実感いたしました。

 

出した企画は「痕跡地図」という作品で、那珂湊駅バス停待合室に展示してあります。写真と木の額の作品です。

以下に応募時に企画書に添付した文章を掲載しておきます。

 

■応募時に添付した文章==============================================

 例えば、埃まみれになってしまった野外に設置された電源コンセント、もう読まれることのない電柱に貼ってある看板、錆びきってしまった手摺。誰にも意識されることもなく今となってはどうしてそこに設置されていたのかわからない、風景の一部になってしまったものたち。

そういったものにあえて意識を当ててみると、見知ったはずのその風景自体が違って見えてくる。こんなところにこんなものがあっただろうか?そしてこの風景はこんな感じだっただろうか?まるで「あ」という文字を延々と書き続けて行くと知らない形に見えてくる、ゲシュタルト崩壊のように。

知っていた。それがそこにあることは。でも、知らなかった。それがそんな顔をしていたことは。

 

 それを使う行為がかつてあり、また、それを作った人が居た、という強大なリアリティが、意識されないだけでそこら中にあるのだ。私はこういった感情を喚起させるものを「街の痕跡」と呼んでいる。

 

 那珂湊において、この「街の痕跡」に注目を集める作品を設置したい。

 本年のみなとメディアミュージアムのテーマは「対峙したあと」。対峙するというのは、ある対象と深く向き合い、新しい意味や感情を手に入れることだと思う。 「街の痕跡」とはまさしく、誰かが対峙したあとに残ったものである。この痕跡の写真を集め、蓋つきの額に封じ込める。「蓋を開いて対峙する」というごく個人的な体験を期待したい。

 意味や感情を手に入れられる対峙対象は、作品や名所など、「対峙するべくして対峙すべきもの」だけではない。鑑賞者各々が街の痕跡に対峙する契機を提供することで、那珂湊に訪れるという体験をより立体的にし、何かしらの意味や感情を持って帰れるような作品を目指す。

================================================================

 

経験不足はやはり痛く、ペンキの塗り方や木材の買い方など全然わからず、同期の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございます。

一つの作品を完成させるというのは本当に学びに溢れていました。作っている最中は「木を塗るってめちゃくちゃ楽しい!!!」と、ただただ手を動かすことがひたすら楽しかったのですが、完成させてみるとあそこはもっとよくできた、などなど反省点がポロポロと出てきます。しっかり言語化し、記録して次につなげていきたいと思います。

 

現在、春学期が終了したということで、春学期の振り返りをまとめております。完成したらまたこちらで公開いたします。